梅雨も明けまして、8月はすぐそこ。夏本番です。
8月ということで盆休みが待ち遠しい。
今年も山へ縦走だ、と考えているんですが最近ある悩みが……それは、金が貯まら
ザックが小さい!!!
昨年の長期縦走では食料が多く、パッキングに苦労したもんです。
ということで、普通なら荷物を削減したり工夫したりするもんなんでしょうけど、面倒くさがりな僕は新しく大容量のザックを買ったわけです。
心も大容量な 沼口
○買い替え時?
今までテン泊用のザック容量は70リットルでした。
オスプレイのイーサー70です。
長期どころか、最近は2泊程度でも少しきつい。一眼のカメラも持ち歩くようになりましたし、火器はストームクッカーでメチャクチャ嵩張ります。
食料抜きで、やっとザックの大きさはちょうどいい感じ。これに食料と水を入れるのは毎回憂鬱でした。
もうあと10リットルでも容量が増えればいいなと山に行くたび思っていました。
フロントアクセスのジッパーは壊れているし、致命的ではないけど穴もちらほら、ショルダー・ウエストハーネス(肩・腹)もヘタっているのか当たって少し痛い。
イーサー70のウエストハーネス。へタっている?いや、初めから薄かった気も……
まあ、もう買い替え時なのかなというのもあり、購入を検討。
70ですが、あと10リットルは欲しい。といことで、80リットル~のザックを探してみました。
といっても、メーカーは同じオスプレイでいいかなと。
正直デザインとか二の次です。大型ザックにデザインなんて求めるべきじゃないと思いますが……
オスプレイで大型ザックを調べてみると、なんと「イーサーag 85」なるものを発見。
使用していたイーサーのモデルチェンジ商品みたいです。
おそらく使い勝手もほぼ同じだろうということ、サイズも85リットルと十分。
さらには、面白そうなギミックもありました。これについては後程紹介。
今年発売したばかりということで、さっそく注文。
大きさ比較。右にあるのはBC用ザックのキャンバー。42リットル。
○イーサーag 85 の感想
正面から見たところ、特に真新しいところもない。雨蓋以外はモデルチェンジ前のイーサーまんまじゃないか?と思うほど。
裏面から見てみる。雨蓋はボリュームがある。背中のメッシュ部分がかなり涼しそうだ。
ハーネス関連はボリュームがある。新品はいいねえ。
ショルダーハーネスとザックの取り合いのところは、丈夫そうだ。
また、ショルダーは下のほうだと軽量化、通気性の為?芯材は大胆に穴あきだし、少し素材が薄い。これ耐久力大丈夫かな?とは思う。
心配事もあるけれど、さすが新品、肩や鎖骨周りはフカフカで痛くなさそう。
ウエストハーネスもフカフカ。
20キロくらいで背負ってみたが、旧ザックとは雲泥の差を感じた。
大きめのポケットも2つ付いていて助かる。なぜだか旧はポケット無しだったのだ。
しかもこのウエスト、スキーブーツよろしく熱成型ができるとのこと。
まあ、ふーんて感じですが。
○心奪われてしまったギミック
前述したイーサーagのギミック。
それは、雨蓋が取り外せてサブザックになるということだ!
取り外しますは、雨蓋。
雨蓋がサブザックに早変わり。
それが何なんだという話ですが、これがこのザックを選んだポイントでもあります。
「おいおい、なんだよこの わくわくギミックはよう……」調べていてウキウキしてしまいましたよ、ええ。
遠く離れた水場とかに何リットルも水汲みに行くときとか、ピストンで山頂アタックの時とか、案外使いどころあるんですよね。
無ければいいけど、あると便利。それが雨蓋と兼用されている。……んんんっ!いいじゃないの。
旧イーサーにも、同じように雨蓋が外せる仕様でした。しかし、ウエストポーチ型なので個人的にイマイチ。それでも水汲みには大活躍しましたが。
ただし、雨蓋外すとザック本体に蓋がなくなってしまうんです。それが、この新イーサーは雨蓋外してもいいように、別蓋が付いているんですよ!
これが簡易雨蓋。これでも良いな、とすら思えてしまう出来。収納スペースがなくて残念。
なんか着実にブラッシュアップされていて、イーサー使いとしては感動しました。
さらにサブザックはチェストハーネスやハイドレーションスペースもあり、無駄に凝っています。
容量は雨具、水、食料が問題なく入る大きさです。さすがにザックカバーは無いけど。
と、長々イーサー愛について語ってしまいましたが、まだ山で使っていません。というか使えないというか。
梅雨明けしたのに週末はパッと晴れないし、今週末こそ晴れてほしい。いや、雨が降らないでほしい。
もう再来週末は盆休みに突入なのです。縦走ぶっつけで新ザックは何か嫌ですもの。
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