お正月(合宿)って?

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masa_syoagtsu思えば、バフの白馬お正月スキー合宿に参加すること、かれこれ30年ぐらいなります。

よくも毎年飽きずに通うものだと、我ながら感心します。

今さら、自宅に居てもお正月の過ごし方が分かりませんけど^^;


初めて参加した頃は、レベル別に班分けされ中級者グループで女性達や年配者の方と練習していました。

当時の最上級班は渡辺一樹デモ講師で、主なメンバーは、船田さん、上岡さん、一実さん達の県大会上位組で、

憧れ上達したいと思ったものです。

高校生の頃に1級を取得した後、上級(の下)班に入りましたが、全日本技術選種目別優勝した加藤周次氏に教わり、

イジメられ、悔しい思いをしながら修練した思い出があります。

毎年お正月合宿に参加し、ガラは悪いがスキーが上手い先輩方に可愛がってもらい、

スキー以外のことまで教えて頂き、現状のスキーレベルに至りました。

先輩方に教わった恩は、周囲の人に教えて返そうと思っております。

お正月など長期間一緒に居れる時は、お気軽に何でも聞いてください。なんせタダですから^^。

厳しいことも言うかもしれませんが、めげずに頑張ってください。


では、自分なり具体的なお正月合宿のあり方を記載します。

 

①昨年の絶頂期の滑りにする。

スキーは、4月まで滑っても半年以上のブランクが空いてしまいます。

とにかく、昨シーズンの絶頂期に戻してからが、今シーズンのスタート地点なのです。

昨シーズン滑りこんで上達した感覚は、日帰りや1泊程度では取り戻せません。

シーズン初めに滑り込み、感覚・体力を取り戻します。

『昨年の滑りできて、シーズン始まり!』

 

②滑走日数の確保

上記の内容の続きになりますが、 一般スキーヤーが滑り込めるのは、お正月休みくらいなもんです。

いま滑らずいつ滑るの?ホントに上達する気あるんかい?って思います。

当時、自分が一実さんを目標にしたように、抜きたい、追いつきたいと思うのであれば、

まずは自分以上の滑走日数を心掛けてみましょう。

滑走日数を確保することは、スキー上達に必要不可欠な要素です。

ちなみに、昨シーズンの休日は、全て滑ってました。

クラウン受験時の県連のY先生、一般スキーヤーで県技術選上位の方は、6月まで月山日帰りで滑ってるそうです。

上岡師匠名言を借りると、

『仕事は休んでも、スキーは休むな!』

 

③用具を整える。

今シーズンは、スキーブーツを買い替えました。

スキー用具で一番感覚が変わるのが、ブーツです。

前回は同モデル同シェルの買い替えで、あまり気にしていませんでしたが、 今回はサイズ、シェル、幅も異なる

フルモデルチェンジのブーツです。

慣れるのに時間が掛かりそうですし、白馬であればlocoさんもあり調整可能です。

正月の期間に、感覚・シェル・インナーを整えてしまいたいです。

シーズン中の週末スキーに用具調整が入ってくると煩わしくて仕方ありません。

ブーツがあたる、痛いなどやってると練習どこではなくなります。

『用具の調整をシーズン中に持ち込むな!』

 

④情熱、向上心の維持

以前にも書きましたが、スキーがどうやったら上手くなるか?と聞かれることありますが、

どうやったら続けていけるか?と考えてみましょう。

スキーを続けるには情熱、向上心、仲間、環境、用具、知識、体力、さらには仕事、金、家族、条件ときりがありません。

自分の周囲にも、国体選手や全日本選手もいましたが、続けるための条件が整っておらず、

情熱を失って辞めていってしまいました。

せっかくクラウンまで取得し、まだまだ続けて行きたく、沼や横のような向上心を持った後輩達、

上岡さんのような情熱に溢れた先輩方から、 向上心と情熱を分けて貰ってます

『みんなで切磋琢磨し、練習しよう!』

 

⑤目標の滑りへの組み立てを考える。

今シーズンは、 10数年ぶりに技術選の県強化指定選手に返り咲こうと目論んでます。返り咲いたら最高齢だろうなぁ。^ ^

また、草レースに出場するので速い滑りも求めています。

目指す滑りのイメージを作っていき、実際の滑りとギャップが生じます。どの運動要素がおかしい?足りない?

どこがヘタっぴなのかを探します。

ヘタっぴな部分をどのように治せばいいかを考えていきます。 これがシーズン始めに組み立てられると飛躍の年となるでしょう。

具体的に言えば、沼や横だったら後傾を治したい。

→後傾の何が悪い?→なぜ後傾する?→イメージ改善必要?→感覚の改善?目標の滑りへ自分なりの道順を考えていきます。

山岸さんへ、今年はいろいろとうるさい注文を言うと思いますので、ご覚悟願います。

『うーん。考えて滑ろう!』

 

⑥気心知れたメンバーでお酒を飲む。

最近は、こちらがメインの方も多いと思います^^ ねぇ~、一実さん・川田さん。

北アルプスの山麓で、楽しいアホなメンバーと毎日お酒呑んでいられるのです。楽しいに決まっております。

あらかじめ言っておきますが、酔っぱらって粗相がありましたらごめんなさい。

『正月は酒に溺れよう!』

 

と言うのが、30年続く自分なりのお正月の過ごし方です。

一緒に過ごせる方には、少しでもスキーが上達できるようアドバイスさせていただきます。

とは言っても、ドカ雪降ってパウダー三昧で練習どこではないかもしれません。

自然相手の遊びなので、なるように楽しみましょう♫


追伸

 バフの幹事こと事業部長も15年ぐらい続け、いろいろ試みましたが、やはりバフは技術追及するクラブなのでしょう。

上手くなれて、みんなが楽しいクラブが理想だと思いますが、なかなか難しいものです。

滑れば滑ったで上達したくなってしまいますし、上岡さんと自分のツートップが上達志向です。

中には、上達よりも楽しく滑りたいからと辞めていったんだろうなぁと思う人もおりました。

今期から、事業部長も世代交代で、バトンタッチすることになりました。

正直なとこ、バフのメンバーは年上が多かったせいもあり、言いたい放題で苦労させられました。

新事業部長には、あまり苦労させないようお気遣い願います。
(嫌になったら辞めちゃうそうです。オレも見習うべき心掛けでした。)

新事業部長共々、今シーズンも宜しくお願いいたします。

相田正明

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